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我が家の長男は中学三年生です。
そうです、受験生なのです。
とにかく勉強嫌いな子で、小学生のころから宿題しかやらなかったんですが、中学に入ってからは課題もろくに提出せず・・・。
なんだかんだで、三年生。
うーん、成績も悪くてこのままでは進学も危うい状況です。
もっと早く手を打つべきだったと思えど、後悔先に立たず。
今、何とか入学できそうな学校を探して、週末は学校説明会に行ってます。
夏休み前は、「なんだかんだ言っても、男の子はエンジンかかるのが遅いだけで、エンジンかかったら急に伸びるから大丈夫よ~。」なんて周囲の言葉に流され・・・。
私もその言葉で気が楽になったので、流されまくり…。愚かでした。わが子に限っては!
「エンジンかかりませーん!!」
こんなこともあるのですね・・・。
息子曰く「何のために勉強するのか分からない。今、頑張って勉強しても大人になったら使わないことばかりじゃん。何の意味があるの?」
これって、教育書によると「出来ない子の言い訳」らしいのですが、まぁ、なんて答えるのか困りました。
「役に立たないと思う事でも、一生懸命頑張ったことは必ず自分の力になる。俺はこれだけ頑張った!ということが自信になるんだよ。」と言ったのですが。
私が、中学生のころはこんなことに疑問を持ったりしなかったので、本当に意外でした。勉強が好きだったかというと、そんなことはありませんでしたが、でもやるもんだと思っていたのです。高校だって行くものだと思っていましたし・・・。
子供にもよると思いますが、今の子は夢を持てない子が多くなっていると思うのです。
もちろん、将来に大きな夢を抱いて輝いている子供たちもたくさんいます。素晴らしいです!まぶしくて涙が出そうになる事もしばしば。
でも、夢を見れない世の中になってきていることも事実です。
子供たちは、「将来は何になりたい?」と聞かれても「別にー。」とか「食べていければいいや。」とかいう子が出てきてます。
かくいうわが子も「宝くじ当たって、働かずにぼーっと過ごせたらいいのに。毎日、満員電車に乗って、一時間以上かけて会社に行って、夜中に帰ってきて、なんか大人ってつまんないよな~。大人にはなりたくないなぁ。バイトとかだけしてフリーターになろうかな。」なんて言ってます。
それは、生活の基盤を支えてくれる保護者がいるから出来ること!そんなことで安定した生活ができるわけがないのに・・・。
そういう発想の子はわが子だけではないようで、何か諦めムード・・・。
これをジェネレーションギャップという言葉で片付けることはできないな、子供たちが夢を見られる世の中にしていくことは大人の責任だなと思う今日この頃でした。
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